障害年金の監修をして頂いている札幌障害年金相談センター(運営:社会保険労務士法人ファウンダー)の障害年金に関する請求事例を紹介させて頂きます。
うつ病と向き合う家族の再生 ~障害年金取得までの道のり~
私(Aさん)の夫がうつ病を発症したのは、息子が3歳、娘が1歳の時でした。専業主婦だった私は、夫の病気が治ることを信じて、夫の退職に同意しました。しかし、病状は思わぬ方向へと進んでいきました。人混みでのパニック発作、制御できない感情の起伏、そして度重なる希死念慮。半年で底をついた貯金は、私たちの現実を突きつけました。
生活のため、夫は病と闘いながら働き続けましたが、長期休暇を繰り返さざるを得ず、どの職場でも1年以上続けられませんでした。私も働き始めましたが、わずか680円の保育園料すら支払えない月もあり、毎日が不安との戦いでした。
精神障害者保健福祉手帳を取得して1年が経った頃、両親から障害年金の存在を教えられ、年金事務所へ相談に行きました。しかし、当時アルバイトができていたという理由で、あっさりと断られてしまいました。
それから4年後、インターネットで見つけた札幌障害年金相談センターに、藁をもすがる思いでメールを送りました。丁寧に話を聞いていただき、私たちの状況を詳しく確認してくださいました。センターの方は、「お客様のケースは受給できる可能性があります」と、優しく説明してくださいました。
特に心強かったのは、夫の就労状況や病状の変化に応じて、きめ細かくアドバイスをしてくださったことです。コロナ感染をきっかけに夫の症状が悪化し退職した際も、3級から2級への申請変更を迅速に進めてくださいました。
申請から結果が出るまでの不安な日々も、センターの方から定期的に状況報告のメールをいただき、私たちは一人ではないと実感できました。そして待ちに待った結果通知。障害等級2級の認定と、5年分の遡及請求が認められました。
今では子どもたちの習い事も始められ、長年気になっていた矯正歯科も検討できるようになりました。何より、夫への「無理して働かなくていいんだよ」という言葉が、本心から言えるようになりました。センターの方々の支援なしには、ここまでたどり着けなかったと思います。
この経験は、私の人生も変えました。現在、社会保険労務士の資格取得を目指して勉強しています。同じような境遇の方々の力になりたいという思いが、新たな目標となりました。
些細なことかもしれませんが、今では気軽にケーキを買って帰れる余裕ができました。札幌障害年金相談センターの方々の真摯な支援に、日々感謝しています。これからも家族で支え合いながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
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